グラミー受賞式でのDaft Punkのパフォーマンスの動画についてウンチクを語ってみた。

グラミー賞Daft Punkが五冠!


第56回グラミー賞 ダフト・パンクが主要2部門含む5冠

ホント、Random Access Memoriesは素晴らしいアルバムですよね。

自分はThe game of loveとか、Withinと言った叙情的な曲が特に好きです。

こちらは授賞式でのナイル・ロジャーススティービー・ワンダーファレル・ウィリアムスによる「Get Lucky」のライブ・パフォーマンス。

そこかよ!と言われそうですが、何と言ってもドラマーの笑顔が素敵です。

途中で「Freak out!」と聞こえるのはギターのナイル・ロジャースが在籍していたCHICのLe Freak

この曲が神だなと思うのは、「いつ聴いても新しい」ところ。

途中、主役登場。公開レコーディングという設定なんですね。
自身の有名曲「Harder, Better, Faster, Stronger」のフレーズも散りばめられている。

Daft Punkは声の加工が特徴的なのは誰もが認めるところだと思うが、この曲は真骨頂だろう。カニエ•ウエストのStrongerでも使われていましたね。
こっちもえらいかっこ良くて一時期ヘビロテしてました。

最後はスティービー・ワンダーの"Another Star"へとつながる。
この曲はスティービー・ワンダーのライブでも最後に演奏されることの多い曲。

僕が大学の先輩と横浜アリーナで観た時も、この曲でラストだった。
グラミーのパフォーマンスでは、合いの手でGet Luckyのフレーズが入ることで統一感が出ている。
ティービーについて語りはじめると長くなりすぎてしまうけど、ひとつだけ言わせてもらうと、インナービジョンズというアルバムだけは自分にとって特に大切で、スティービーは作品が膨大なので、必ず自分にとって大切に感じるアルバムというものがあると思う。それを是非、探して頂きたいです。トーキング•ブック、ファースト•フィナーレ、キーオブライフ、インナービジョンズ、あたりで、どれを三部作と呼ぶかは、評論家によって諸説あるようです。マイ•シェリー•アモールなど60年代の作品にもいいものが沢山ありますし、Superwomanが収録された「心の詩」も、そのあとに続く三部作の萌芽というか、成熟、完成に向かう力を持った原石に触れるような趣があり興味深いです。

さて、僕はそんなに音楽をたくさん聴いているわけではないが狭く深く聴いてはいると思っていて、このダフト•パンクのパフォーマンスから、深く聴いてきた数少ない輝きを放つ音楽のかけらが、パズルのピースが合わさったような快感を感じずにはいられませんでした。