クライアントの声にこたえる jQuery UI デザイン
Apple Store銀座で「クライアントの声にこたえる jQuery UI デザイン」という講演を聴いた。書籍「Web制作の現場で使う jQueryデザイン入門」の上梓を記念したイベントで著者の西畑一馬さんによる講演。進行役としてサイバーガーデンの益子貴寛さんの姿も。以下内容の覚え書き。
- jQueryのキャッチコピーは「write less,do more」(より少ない記述で、より多くのことを)
確かに、本当にわずかな記述でリッチなコンテンツを実現可能である - スライド式イメージギャラリー、なめらかアコーディオンパネル、ポータルサイト風タブパネル、ツールチップ、ロールオーバー付きナビゲーションバー、透過PNG対応ロールオーバー、Lightbox風モーダルウィンドウ、ドラッグ&ドロップで動くフローティングウィンドウ、バリデーション付きメールフォーム、など実践サンプルの紹介。
- 「バリデーション付きメールフォーム」はjQueryを使ったefo(empty form optimize=エントリーフォーム最適化)により、顧客情報の取りこぼしを最小限におさえコンバージョン率アップを見込める
- 「透過PNG対応ロールオーバー」ではIE6で透過PNGを使うTIPSをレクチャー。
- クライアントの声にこたえる最大のポイントはWebサイトごとのオプティマイズであり、jQueryを使うとwebサイトの使いやすさまでデザインできるのが利点である
- 「ポータルサイト風タブパネル」ではAjaxを使い外部テキストファイルを読み込ませるサンプルも。クライアントに触られたくない表示の部分にはさわらせないで、テキストの部分だけを編集してもらうことができるのがAjaxを利用する場合の利点
- (質疑応答より)処理速度について:prototype.jsとjQueryはどちらが速いですか?簡単なことであればprototype.jsのほうが恐らく速い。使い回しはjQueryのほうが得意。