万葉集を読み始めたきっかけとかな書道、武田双葉さんの書道入門

最近一番ハマっているのが万葉集

万葉集にどうやってたどり着いたか、を考えると、
息子と書道を再開したいと考えてて、いろいろ調べているうちに、村上翠亭さんのかな書道のお手本で、万葉集の歌が取り上げられていて、これに興味をもちのがきっかけ。

いづくにかふなは てすらむあれのさき こぎたみ ゆきし たななし 小舟
高市黒人

文字は大好きな村上翠亭さんなのでいくら見てても見飽きない、美しいかな文字なのですが、意味のほうは何度読んでもよくわからない。
こぎたみゆきし?しかしどこか、惹かれるところがある...。そして大好きな翠亭さんが選んだ和歌なのできっとすばらしい秘密が隠されているに違いない。そのすばらしさの秘密を解き明かさなくては。そんな思いで、万葉集を紐解き始めたのが、村上翠亭さんの「かなのレッスン1 入門編」を購入した5月30日か、その次の日のこと。

かなのレッスン 1 入門編

かなのレッスン 1 入門編


今は小さな方眼ノートに気に入った短歌を書き写し、いつも持ち歩いています。

マルマン A7 メモ ニーモシネ 方眼 N184A

マルマン A7 メモ ニーモシネ 方眼 N184A

このノートを使って使って、こんな感じに。

ちょっと反則かもしれないけど、消せるボールペン「FRIXON」を使ってみたりしてます。
書道の長所でもあり、短所でもある、「消せない」という前提が覆るので、ちょっと新鮮な気分です。
納得の行くまで消して書ける、これまた賛否両論ありそうですが、こういったノートで自分で楽しむ用途であれば、良いのではないでしょうか。

そして、「かなのレッスン4 四季のうた」、武田双葉さんの「書道入門」と、書道の本を立て続けに購入しました。
「かなのレッスン4 四季のうた」は、生活に溶け込む書道のヒントがいっぱいつまっていました。
自分で撮った花の写真をA4くらいにプリントして、そこに色のインクで筆文字を書いていく。壁にかけて鑑賞が楽しくなるように作品を盛り上げるテクニックなど。見ていてワクワクするような内容でした。

四季のうた (かなのレッスン)

四季のうた (かなのレッスン)

武田双葉さんの書道入門は、ズバリ、年賀状の作例が、古臭くもなく、素朴な美しさを今の時代の感性で表現されており、「こんな年賀状が書きたい!」と思い、この年賀状のお手本のためだけに衝動買いです。
とはいえ、息子さんの双雲さんがなぜあのように立派になったのかわかるようなお母さんのエピソードもあり、とても興味深く読みました。息子と一緒にDVD観て、やってみます。