scss-toolkit、gem化への道のり(2)

前回に続き、お題
"sassで作った自作のデザインコンポーネンツをgemとしてを登録し、gem installで使用できるようにする"
の続きです。

結果として、現状、sassy-buttonsや、zurui-designのように、gemコマンドで自作のデザイン部品のスタイルを適用できるようになりました。
使い方は下記のUsageをご覧ください。

https://github.com/dentaq/scss-toolkit-rails

1)前回なぜvagrant上での作業を余儀なくされていたか?
ローカルのruby環境こねくりまわしていたら、gemコマンドが使えなくなってしまったから。
これはxcodeのバージョンを4.6.2に上げ、rvmをもう一度インストールし、最新のrubyを入れることで解決。
もともとのrails環境を入れた時には、rvmとはなんぞやということが全くわかっていなかったので良い勉強の機会になった。

2)sassのコンパイルエラー
これについては、Railsのファイル命名規則を今一度確認する必要があると感じた。

3)vagrantユーザー上からsshgithubにうまくつながらない
これもsshについてのリテラシーが低すぎたためで、良い勉強の機会になった。

良い先人についてもらってやれれば早いんだろうけど、ひとりでやらなきゃならないという人はググって手を動かしてとやっていくしか道はないかと。私も今回このパターンで、遠回りのようだけど、実は一番身につくのかな、と思ったりもした。

今回、Rubyの文化に触れるためにいろいろ課題を設けていじったけど、以下、独断と偏見に満ちた、PHPRubyの比較。

Rubyは美学に根ざした秩序がある。
gemや多彩なWAF等、使いこなせれば、すごく便利で、コアな部分の開発に集中できる。
「使いこなせれば、」
というところが非常に大きなポイントで、最初のうちは、エラーにつぐエラーに、くじけそうになる。でも頑張ってみるだけの価値はあると思う。
まずはドットインストールのSinatra入門をやってみるといいのではないかと。

PHPはグチャグチャだけど、↓こういうのが生まれる土壌もあるし、好きだなぁ
http://www.pandora.nu/pha/tools/spam/harukin.php
このコンテンツ今朝この記事で知ったんだけど、こういうの見てると、文系のプログラマーにはPHPの「HTMLに埋め込める」ということがすごく大きな武器になるのだなーと、ひしひしと感じる。

自分は今のところ、RubyPHP、どっちも好きです。