大人のための絵本レビュー・その1

世の父親のご多分に漏れず、私も絵本を子供に読み聞かせをしている。
そんな中で、思わず読み手である自分のほうが感極まってしまった絵本たちを紹介する。

息子が図書館でほとんど当てずっぽう(というのが言葉が悪ければいわば「ジャケ借り」)で選んで借りたのだが、非常に素晴らしい内容だった。場所は湖の畔。自然の中での夜の闇の深さ、太陽の光のありがたさについてまるで自分が体験したかのような感覚にとらわれます。
[amazonjs asin="4834005488" locale="JP" title="よあけ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)"]


誰かの為に自分を犠牲にするという行為の尊さを教えてくれる。
こちらの動画で本と全く同様の内容の朗読が楽しめます
http://youtu.be/babxSX4XwY4
[amazonjs asin="4032027005" locale="JP" title="ロボットとあおいことり"]


ことりつながりでもう一冊。山も喜んだり悲しんだりする。エリックカールさんの絵本はどれも本当に素晴らしいです。
[amazonjs asin="4033273409" locale="JP" title="ことりをすきになった山 (エリック・カールの絵本)"]


対象への愛情溢れるタッチと鮮やかな色彩で描かれた虫たちの絵は忘れられない。
[amazonjs asin="4494009636" locale="JP" title="てんてんむし (絵本・ふしぎはたのしい)"]


虫の本をもう一冊。こちらは正統派の図鑑的な絵。ここには人々の生活に根付いた、古き良き神社の姿がある。それが幼少時のノスタルジーを強く掻き立てられるので、誰しも子供にかえってしまうでしょう。
[amazonjs asin="4834002101" locale="JP" title="おみやにいったらむしがいる (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)"]