今日のNews: 50音発音プロトタイプ by おおかみさん、VOCALOID firstリリース、など

今日はまずこのツィートからご紹介です。

ホント、その通りです。基盤むき出しのルックスが敷居をあげてるかもしれないけど、これは電子工作のパーツというよりはむしろ、SC-88ProやMU-1000の後継という流れを汲む、GM準拠のMIDI音源そのものなんです。
みんなでハチプロ使っていた当時は中身のわからないブラックボックスでしたが今はこの通りすべてがオープンなホワイトボックス。拡張性は段違いです。やったね。
プリンタやスマートフォン、携帯音楽プレイヤーといった普段使っているUSBデバイスと同じく、USBケーブル一本でつなげて、すぐに、PC内蔵のものより高品位かつ遅延の少ないMIDI音源として使えるのです。気軽にmidiデータを鳴らしてみるところから初め、徐々に実験をしていってみましょう。

さて、続いて今日のeVY1関連のトピックです。
まずはついさっき飛び込んできたこのニュースから。
「おおかみ」さんがeVY1で50音をリアルタイム発声させることに成功した模様です。

SysExで歌詞の情報を送ってすぐに、Note Onの情報を送っているのでしょうかね。とにかく、リアルタイムに50音を歌っています。素晴らしいです!
あとは、鍵盤で音程のコントロールができれば、即興でボカロを歌唱させられる鍵盤楽器、という夢が叶いますね。

もうひとつ、これはeVY1とは少しずれるのですが、Vocaloidを使った新しいアプリが登場したというニュースです。
VOCALOID first
http://www.vocaloid.com/lineup/ios/vocaloid_first.html
私も早速iPod Touchにインストールしてみましたが、面白いです。
徹底して初心者向けに作られていますが、上級者にも楽しめます。
また、eVY1入手後、これでやりたいと思っていたことにの候補に、
このアプリのようなものも含まれていたので、またしてもやられたという感じです。
私が考えていたのは、有名曲の伴奏とボカロパートをあらかじめ入力しておき、ユーザーはそこに自由に歌詞を変えて替え歌が作れる、というHTML5アプリ。まさにこのアプリのコアとなるコンセプトに非常に近いです。そして、その実現方法は自分が考えていたより遥かに洗練され、柔軟性がある、ときています。
みんな同じような情報をキャッチし、同じようなことを考えているのだから、オリジナルなものなんてそう出てこないですよね。
わかってはいますが自分のアイデアの凡庸さに失望を禁じ得ません。
まだ希望があるのは、ネイティブよりもHTMLのほうがオープンな空間だという長所。
替え歌のデータを皆で見れるので共作とかがやりやすい、とか、バイラルに広まりやすい、とか、ネイティブアプリにはない利点は多いにあります。これを生かす方向性で、がんばって作っていきたいと思います。
下記はHTML5でどんなことができるか?が広く浅く網羅されている一冊。HTML5によるものつくりの参考として有用な内容です(※個人の感想です)。ではきょうはこのへんで。
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