ゲームが止められなくなる、という人生ではじめての経験

前提として、私はゲーム音痴である。
そんな私が、オンラインゲーム会社ではたらいてちょうど1年半。
最近になって初めて、ゲームが止められなくなる、という症状が出た。
恥ずかしい話、ゲーム自体、ほとんど小学生のスーパーマリオ以来で、
「合成って何?おいしいの?」
レベルだったところからスタートして、入社後しばらくもチンプンカンプンだったが、ゲーム漬けの環境にいると、人間こうも変われるのかという不思議な気持ちである。
タイトル名は言わずと知れたパズドラである。
事の発端は、東京ゲームショウに行ってパズドラZの体験版ソフトを入手するために体験プレイをしたあと、
「DSでやるメリットってあるんかなー、スマホで十分だよなぁ、そういえば最近ログインしてなかったな、どうなってるんだろう?(ちょっとみてみよう)」
というノリで、自分のスマホパズドラにログインしたときのことである。
android端末のパズドラは、インストールしてからしばらくログインしていなかったため、魔法石が25個ぐらいたまっていた。これでレアガチャを引き続けると、何回目かで「リリス」が出たのだ。

リリス

このときなんというか戦慄が走ったというのが大げさなら、強い衝撃が体に走り抜けるのを感じた。
特に強いとかいうタイプのモンスターでもないので、可愛いかったんだと思う。俄然ゲームに気合いが入り、ノーマルダンジョンを粛々と攻略し始めた。この頃はまだ、課金はもちろん、ゲリラダンジョンや曜日ダンジョンはよく理解しておらず、手を出していなかったのだ。
こう振り返ると、全てのキッカケはリリスとの出会いだったとも言えそうだ。ありがとうリリス。そして、僕にとってのリリスのような、特別なモンスターは全てのパズドラーたちに各々必ずいると思う。それだけの多様性あるキャラクター展開を、一個一個丁寧に作ってくれたガンホーさんに本当に、感謝と敬意を表したいと思う。

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