iPod touchの画面が割れてから、復活するまでの、主にメンタル面での消耗について。

出勤途中、新宿駅の構内で、iPod Touch落としました。
カバンについたケータイケースの、マジックテープの蓋が開き、地面に落下。
無残にも画面にヒビが入った。
さて困った。この頃までにはこの製品は、かなり大事なものになっていたから。
ゲーム、音楽制作、お絵かき、習字まで、たくさんのアプリを使っていた。
画面にヒビは入っているが、タッチ機能は生きている。
ちゃんとタッチの動作に画面が反応するのだ。
その週の週末、Apple Storeに行った。
まだ購入して一年経っていなかったし、自然故障であれば一年間は無償で修理してくれるはずであった。
しかし、結論は、有償による本体交換。
1万円ちょっとの費用で、新品の本体と交換する。
これしか方法が無い、とのこと。
このあたりの融通の利かなさはAppleのDNAですね。
本体データのバックアップをとっていなかったということもあり、いったんここで引き上げて、バックアップとってから、また来ます、
といってその日には交換をしなかった。
ちょっとの間、割れたまま使おうと決心した。
よくよく電車などでiPhoneいじってるひと見てみると、割れたまま使っている人も散見される。
そうだよなー、ちょっと高いから考えちゃうよなー。
一週間くらい、割れたまま使っていたのだが、すぐに耐えられなくなってきた。
その週末、家でバックアップをとり、再びApple Storeに足を運び、有償交換をした。
家に帰り、iTunesにつなぎバックアップから復元してみた。
曲と写真はバックアップから完璧に復元できたようだ。
しかし、アプリが、初期状態になっており、自分で入れたものは一つも入っていない...
少し焦ったが、Apple Storeのアプリから、購入したものを再び、ダウンロードすることができた。
ほっとたのもつかの間、
「せっかく作った曲、絵、ゲームデータが残っているのだろうか・・・」
という不安に襲われる。
ゲームのデータ、作曲アプリの作った曲データ、フォトレタッチソフトのデザインデータ、
これらはすべて、残っていたのだ!
ということは、アプリはデータをクラウドに保存しているのだ。
iOSバイスによるすべての行動はクラウド上に記録されているのだろうか?
だとしたら、便利な反面、筒抜けな怖さもある。
その是非はさておき、とにかくこれで全て元の通りになった。
iPodTouchのデータ移し替えは、結構大変であった。
作業がというよりは、メンタル面で大変。
特にまず焦るのが、「バックアップデータから復旧」と操作しても、一発で完全に元通りになるというわけではないことに気づいたとき。
そして次に大きな心配は、アプリを再ダウンロードしても制作データが残っているのだろうか、
毎日やって進めたゲームの苦労が台無し、なんてことにならないだろうか、というもの。
けれど、アプリおよびアプリで作ったデータは、絶対消えてほしくないしっかり作り込んだものから、落書きのようなものまで、驚くほどしっかり残っており、復旧できる。
これを、便利ととるか、怖いととるかは、意見の分かれるところであろう。