Facebookが見ている未来が見えた瞬間。

いつの間にかREGZAフォンの「連絡先」にmixiのマイミクやtwitterのフォロワーも取り込まれていた。
つまり連絡先にハンドルネームと従来の実名の登録した連絡先が混在している状況。
最近「Facebookフォン」とか、はたまた「mixiフォン」などという大手SNSの名を冠したスマートフォンの開発が噂されている。
これらはつまりソーシャルメディアの生命線たる「ソーシャルグラフ」を活用した機能群を携帯デバイスに応用し便利な機能を提供するというコンセプトであろう。
その場合、確かにハンドルネーム制のmixiより、実名制のFacebookの方が、そのまま連絡帳として使えるし、より精確なソーシャルグラフになるのだから、メリットはあるだろう。
これに気づいたとき、Facebookが見ている未来を一気に理解した気がする。
つまりFacebookはいわばWeb上に巨大な電子版「ハローページ」を作ろうとしているのだ。
郵便、電話といった従来のインフラでの連絡先がわからない相手にも、Webで名前を検索すると連絡が取れる。
FacebookがこういうWeb上のインフラとしての地位を確立したとき、本当にGoogleを脅かす存在となるだろう。